2021年9月9日 15:50
初診料、お薬手帳…負担増に備える「医療費を節約するワザ」
これはその人の所得水準を証明するもので、医療費の支払い時に健康保険証とともに病院の窓口へ提示すれば、窓口での支払いが高額療養費制度の自己負担限度額までで済みます」
この認定証は、加入している公的医療保険(国民健康保険など)に申請すれば発行してもらえる。
次はお薬の節約術を紹介!
■「お薬手帳」持参で1回あたり約40円お得!
【ワザ5】「お薬手帳」は必ず持参する
「薬局で薬を調剤してもらう際には、『薬剤服用歴管理指導料』がかかるのですが、お薬手帳を持参するとこの料金が安くなります。原則、3カ月以内に同じ薬局に再度処方せんを持参した場合、お薬手帳ありだと430円、なしだと570円かかるので、3割負担の場合、約40円安くなります」
【ワザ6】“薬の一包化”をやめる
「一包化」とは、薬の種類や数を間違えないために、複数の薬を1回分ずつまとめて袋に分けて入れるサービスのこと。
「1〜42日分までは7日分ごとに340円(3割負担の場合、100円)ずつ加算され、43日分以上は一律2,400円(同720円)となります。薬の飲み忘れや飲み誤りを防ぐための便利なサービスですが、自分で薬の種類や数を管理できる人は、一包化を断ることで薬代を安く抑えることができます」