2021年10月29日 11:00
おぼん・こぼん娘が語る父「親子4人で漫才をした仲だったのに…」
という漫才コンビを結成して、おぼん・こぼんに弟子入りしました。でも、呼ぶときは師匠じゃなくて、“お父さん”。最初に「師匠と呼ばせるべきか、お父さんでいいのか」という話があったんです。でも結局「お父さんでいいんじゃないか」ということになりました。
千尋:本人たちが師匠と呼ばれるのを嫌がったと思います。
いづみ:厳しい師弟関係もなくて、舞台の合間に一緒に遊んでいましたね(笑)。お父さんたちがステージから降りてくるときに、私たちが2人のスリッパを用意しないといけないんです。けど、お父さんたちは私たちを困らせようと、その用意しないといけないスリッパをいたずらで隠すんです。
千尋:お父さんたちというかうちのパパがね(笑)。こぼんちゃんはやらない。
いづみ:『笑点』に出演したときは、くれよんで漫才をやった後、おぼん・こぼんが出てきて、4人で親子漫才をやったんですよ。
そんな家族ぐるみで交流していた仲よしコンビに決定的な亀裂が入ったのは’15年。おぼん・こぼんが所属している漫才協会の理事選挙がきっかけだった。
長年、協会の裏方として働いてきた自負があったおぼんだったが、こぼんの得票が自分の得票を上回ったことにおぼんは激怒。