2021年11月28日 06:00
眞子さんご結婚は「決別宣言」硝子の宮邸を飛び出たプリンセス
会見に臨まれる眞子さま /(C)JMPA
「眞子」という名前には「ありのままに人生を歩んでほしい」というご両親の思いが込められていた。だが、長女はそれ以上の自由を望み、選んで、家を出ていった。
父と娘の思いが引き裂かれたのは、その舞台が皇室という「特別な場所」だったからだ。仲むつまじく暮らしているように見えても、実はそれぞれの思いはバラバラで、いったん事が起これば、硝子のようにひびが入り、割れてしまうのだーー。
「こわい〜」
93年8月のことだ。秋篠宮さまご一家が、軽井沢を訪れたとき、紀子さまに抱っこされた1歳の小室眞子さんに、散歩中の大型犬が、突然、飛びかかるというハプニングが起きた。
驚いてしがみつく眞子さんに、
「お友達になりたいのね」
紀子さまの母親らしい機転が利いたひと言で、傍らの秋篠宮さまもほほ笑み、一気に場が和む。
このシーンは、その後も眞子さんの成長が報じられるたびに繰り返し私たち国民も目にすることとなり、動物好きで、いつも笑顔に包まれた秋篠宮さまご一家を象徴する場面のひとつとなった。
——それから30年近くたった今年の10月26日。30歳となり、結婚会見に臨んだ眞子さんは、報道陣とカメラを前にして話し続けた。