2022年5月8日 11:00
「人権ない」「障害者」eスポーツ界で相次ぐ不適切発言…背景にあった業界の“未成熟さ”
「REJECT」公式サイトより
ゲーム配信中に不適切発言をしたとして、批判を浴びたプロeスポーツチーム「REJECT」のSaRa選手(20)。
物議を醸した発言は、5月1日に同チームに所属する他選手のゲーム配信中に起きた。SaRa選手の「なんでそこクリアリングすんの?障害者やろマジで」との発言が流れ、これを聞いた選手は「SaRaさん?配信つけてるよ」と注意していた。
ネット上で批判を受け、SaRa選手は翌2日にTwitterで謝罪。《特定の誰かに向けた言葉ではなかったとはいえ、プロ選手として、社会人として、あるまじき発言をしてしまったことを深く反省し、チームから正式な処分があるまで活動を自粛します》とツイート。
3日に「REJECT」は公式サイトで《当該発言は、同じ施設内で別のゲームをプレイ中にボイスチャットを付けていない状態で発したものであった》とし、SaRa選手の聞き取り調査を行ったと報告。
SaRa選手の処分については、《2022年12月末までの選手活動停止当該期間の選手報酬全額カット社会貢献活動への参加》の3点を挙げている。
このような出来事は最近でもあった。
今年2月15日、プロゲーマーのたぬかな選手(29)