2022年5月20日 11:00
代理人カードを作る!親の介護は親のお金でするための5つのステップ
「必ずしも配偶者や子どもが後見人になれるわけではなく、面識のない弁護士や司法書士といった第三者がなるケースが多いようです」
親の口座から介護費用を引き出したい場合でも、第三者の後見人にいちいちお願いして判断を仰がないといけなくなるという……。
【5】地域包括支援センターに事前に話を聞く
最後は、親が要介護になっても慌てないための情報収集!
「はじめて介護をすることになると、不安や疑問、わからないことだらけです。各自治体には高齢者とその家族が気軽に無料で相談できる『地域包括支援センター』を設置しています。事前に親の住む地域にあるセンターに連絡して、親が要介護になったら“どんな介護サービスを利用できるか”“費用の軽減制度は?”など、介護に関するさまざまな情報をリサーチしておく。そうするといざ介護となっても慌てずに準備できます」
長期化する介護期間を乗り切るためにも、親の介護は親のお金で賄う時代なのである。
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