くらし情報『泉市長が批判に答える「『明石だけハッピーならいい』とは考えていない」』

2022年5月21日 11:00

泉市長が批判に答える「『明石だけハッピーならいい』とは考えていない」

といい、さらにこう回答する。

「日本の少子化は2つの点で、しんどいんです。1つ目は完全に少子化が始まっているということ。そしてもう一つは、出生率を上げても人の数自体が減っているということです。

国は特殊合計出生率2.08を目標にしており、明石市は’18年度で1.70です。’11年の1.50から0.2上げることはできましたが……。つまり相当なレベルで、市だけでなく県や国も参加して総合的に施策をしないと2.08は難しいと思われます。明石市だけが頑張っても、どうにもなりません。
日本全体の出生率を上げるなら尚更です。

ただ大事なのは、“いかにソフトランディングするか”です。人口が減るにしても、減り方の程度を変えることはできます。そこで、明石市がひとまずの可能性を示すことはできると思います」

そして、こう続ける。

「『他の自治体から明石市に流入している』という指摘は当たっています。実際に『今の町で産めなくても、明石なら産める』と思った方が移住しているんですから。ただ大事なのは、移住してきた人たちが明石に定住しているということ。そして5つの無料化の影響で、明石で2人目以降のお子さんを産んで育てているということです。

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