2022年5月21日 11:00
泉市長 コロナ禍でも冴える手腕、地元のコープで感謝されたことも
さらに’20年4月にはLGBTQ+をサポートするべく専門職員を全国で初めて採用している。
そんな泉市長に、今後の目標について尋ねると「明石が住みやすいと答えた市民は全体の91.2%。これを100にしたい」と話した。
「正直、『8.8%はまだあかんのか?』とも思いますよ(笑)。でも出生率や税収ということより、“住みやすい”というのが何よりものキーワードだと思います。子ども支援に力を入れている分、子育てしていない方々は“住みやすさ”を実感する機会が少ないのかもしれません。その不満をきちんと解決するにはどうすればいいのか。このことを考え続けます」
自信に満ちた表情で、自身の政治と明石の未来を語ってきた泉市長。
いっぽう、「光と影の問題もある」と明かす。
「子供が増えたため、教室が足りなくなりました。学校を急ピッチでもう一つ作る必要があります。あとこの5、6年で保育所の数が2.5倍になり、待機児童対策1位とも評価していただいているのですが、待機児童の数もワースト1位なんですね。家が増えた影響で、渋滞も増えています。物には限度がありますから、たくさん増えた分、都市基盤整備を含めた部分に問題が出てきました。