2022年6月16日 11:00
蓋は閉めっぱなしにしない!梅雨の洗濯機の悪臭招くNG習慣6
まずは今日からできることを始め、カビいらずの梅雨を目指そう
「なんか、脱水が終わったばかりの洗濯物を干そうとすると、すでにくさい気がするんです……」(40代)
「洗濯槽クリーナーを使っているのに、また洗濯物にカビが付着してて……」(50代)
そんな読者からの「洗濯の悩み」の声が続々寄せられた。
とうとう今年も梅雨入り。部屋干しが急に増えて、生乾きのにおいが気になったり、いつも以上に黒いカビが目についたり……。
「特にこの時季、『洗濯したばかりなのにくさい』とか『カビが付着している』という悩みが増えます。そんな場合の多くは、洗濯槽の裏側にびっしり発生しているカビが原因です」
こう話すのは、全国約1700店舗を展開するハウスクリーニングの全国チェーン「おそうじ本舗」技術アドバイザーの尾崎真さん。
洗濯機にカビが発生するメカニズムを説明してくれた。
「カビが繁殖しやすい三大要素とは〈1〉温度が20~30度、〈2〉水気、湿気が多い、〈3〉カビの栄養分がある、ことです。必ず水を使う洗濯機は、つねに湿気が多く、室内温度はこの時季20~30度になります。
そして、洗濯前の衣類に付着している皮脂汚れやホコリは、カビの格好のエサ(=栄養分)