くらし情報『沖縄の宿泊税に宮古島の訪問税…全国で旅行客向けの新税が開始』

2022年7月8日 15:50

沖縄の宿泊税に宮古島の訪問税…全国で旅行客向けの新税が開始

’18年4月から飛行機や船で入村するたびに1人100円の「美ら島税」が徴収されます。観光客だけでなく、ほかの町へ行き来する住民も同額を払わねばなりません。

さらに今後は’23年4月から長崎市で「宿泊税」、’23年秋から広島県廿日市市で世界遺産の安芸の宮島を訪れる際に「宮島訪問税」、’24年に沖縄県宮古島市では「宿泊税」の導入が予定されています。

「宿泊税」などはおもに観光地の環境整備や魅力向上のために活用されるようですが、皆さんはどう思いますか。「数百円だから、まあいいか」「観光地の整備のためなら仕方ない」など、協力的な方が多いでしょうか。

しかし、いつの間にか新しく設定される税金は、宿泊関連だけではありません。総務大臣の同意を得て自治体が独自に設定する税金は、静岡県熱海市の「別荘等所有税」、福岡県太宰府市の一時有料駐車場を利用するとかかる「歴史と文化の環境税」、山梨県富士河口湖町の釣り客が払う「遊漁税」など多種多様です。

地方税にも、温泉で「入湯税」、ゴルフ場で「ゴルフ場利用税」、「たばこ税」などがあります。
これらはどれも数百〜1000円程度と少額です。いくつも重なると負担は重くなりますが、利用料金などと一緒に払うので、納税の感覚があまりないのかも。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.