BTS苦闘の練習生時代 JUNG KOOK大きすぎるソウルに抱いた不安
高校2年のときに、時代劇ドラマ『善徳女王』のキム・ナムギルの演技に感動して俳優を志した。そして建国大学映画芸術学部に入学して数カ月後のことだ。
「JINが練習生になったきっかけは有名ですよ」とキムさん。
「通学のバスを降りたところをビッグヒットのキャスティング担当者が見かけ、『こんな顔は初めてだ!オーディションを受けてください』とお願いされたんです」
しかし、生来のビジュアルと広い音域で合格したものの、すでに大学生の彼がダンスや歌で追いつくのは簡単ではなかった。おまけに「楽しくハッピーなのが一番」というJINの天真らんまんぶりは、周囲とぶつかることもたびたび。
性格が正反対のJIMIN(ジミン・26)からは「JIN兄さん、それは違います」と抗議され、RMからは、アイドルになる厳しさを説かれた。片やJINは、何事にも前のめりなRMに、みんなで協調することの大切さを話していたという。そんなJINがメンバーに溶け込んだのは、宿舎での暮らしからだった。
料理上手な彼は創作料理でみんなを喜ばせ、整理整頓でも感謝されたのである。
JINとは5歳も離れた“末っ子(マンネ)”JUNG KOOKがテレビ番組で語っている。