2022年7月22日 06:00
雅子さまファッション「プリントや柄からシンプル+αに変化」
全国赤十字大会では白と紺のバイカラーコーデで /(C)JMPA
4月から、お出かけになるご公務も増えてきた雅子さま。今年の上半期の装いを、ファッション評論家の石原裕子さんに解説してもらいました。
「皇后になられ、プリントや柄のものをあまりお召しにならなくなりました。そして襟や袖口などのデザイン、素材やボタンなど細かなところへのこだわりを、以前より追求されているように思います。日本芸術院賞授賞式でのスーツは、’19年のトランプ前米大統領夫妻来日の際にもお召しになっていましたが、ジャケットを少しリフォームすることでゆったりと優しい印象で着回しされています。また、アクセサリーも主にパールをお使いになるなど、シンプルでも皇后らしい気品と華やかさが感じられる装いをされています」
シンプル+αに宿る品格。そんな、雅子さまの2022上半期ファッション振り返ります。
■〈+α1〉異素材で豪華さを演出
【5月15日】沖縄復帰50周年記念式典
純白のシルク地で清潔感を感じるスーツ。
襟、袖、裾にレースのモチーフを縫い付けアクセントに。
【5月19日】全国赤十字大会
シンプルなテーラードスーツに、上襟、ポケット、袖口に透け感のあるオーガンジーを用いて、爽やかで華やかな印象に。