2022年7月28日 06:00
新型コロナ「BA.5」感染拡大で病院受付3時間待ち 医師警鐘「第6波よりも圧倒的に恐ろしい」
が急病や大ケガを負ったとき、救急車を呼べなくなったり、入院できなくなったりする恐れがあるのだ。
止まらない感染爆発を前に、BA.5への対策として私たちができることにはなにがあるのか。
「まず、ワクチンの3回目接種を行うことが最も有効な感染対策。人にうつすリスクや、たとえ感染しても重症化するリスクを減らすことができるのです」
と話すのは医療ガバナンス研究所理事長の上昌広先生。
また感染経路に関しては、「飛沫感染」以上に「空気感染」に気をつけるべきだという。
「とくに重要なのは『換気』です。理想は30分ごとに換気したいところ。また、フィルター付き空気清浄機を使うことで、空気感染のリスクはかなり軽減できます。
そして『窓がない』など空気の入れ替えがしにくい場所に長時間いる機会も減らすべき。イメージは『二酸化炭素がたまる空間に長くいない』ことです。雑居ビルやカラオケボックスなどは、非常に二酸化炭素がたまりやすい環境なので、長時間の滞在は避けたほうがよいでしょう」(上先生) 会食やイベント前には抗原検査で陰性確認を お盆で実家の親や親戚と顔を合わせる予定がある人も多いなか、「帰省前には、なるべくPCR検査で陰性を確認するべきです」