2022年12月30日 11:00
自宅にセンサー、防犯カメラで濃厚接触者を確認…中国の“厳しすぎた”「ゼロコロナ」政策の実態
そこから2日に1回、PCR検査の人が来るとき以外は一切ドアを開けずに自宅待機をしました」(前出・森田さん)
玄関につけられたセンサーについて管理者に問い合わせたところ、センサーには通信機能があると言われたという。
後日、電話がきた日本食店に行くと店主が「保健所の人が店に来て、陽性者がいた時間の防犯カメラを見せろと言われた。防犯カメラの録画を一緒に見ながらこの人は誰?この人は誰?と聞かれて、全員に電話して隔離になることを伝えてと言われたんだ」と教えてくれたそうだ。
そんな厳しい「ゼロコロナ」政策が崩壊となった今、中国ではコロナの感染が爆発的に進み、森田さんの会社にいる社員約200人のうち、すでに100人以上がコロナに感染。
死者数も急増しており、テレ朝NEWSによると北京の隣、天津市にある火葬場には霊柩車の行列ができてしまう事態になっているという。
中国の検索サイト「百度」でも「火葬場」の検索件数が、7日から27日時点で5倍以上になっているのだ。
“やりすぎ”な「ゼロコロナ」政策の大幅緩和。一気に規制を緩めるほか、対策は無かったのだろうか――。
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