くらし情報『荷物の3割が配達不可、宅配便が不便に…通称「2024年問題」残業規制で翌日配送NGへ』

2023年5月19日 15:50

荷物の3割が配達不可、宅配便が不便に…通称「2024年問題」残業規制で翌日配送NGへ

さらに、道路の老朽化による速度規制や、道路の補修工事などによる渋滞の発生が増えていることも、原因のひとつのようです。

野村総合研究所の試算によると、’25年には全国の荷物の約28%が、’30年には約35%が運べなくなるといいます(’23年1月)。

■私たちもドライバーに気遣いして節約を

トラック運転手の働き方改革は大切です。長時間労働は運転手自身の健康も、安全な運行にも支障をきたすでしょう。ですが、低賃金だから長時間労働するしかなかったことを考えると、残業規制と合わせて賃金アップが必要ではないでしょうか。残業規制だけではトラック運転手を辞める方が増え、運転手不足に拍車がかかると思います。

コロナ禍でネット通販を使う機会が増え、とても便利になりました。ただ「今日出せば、明日には届く」宅配便は、当たり前ではないことを改めて考えたいと思います。


宅配便ドライバーを苦しめる再配達を避けるため、荷物が届く時間には在宅を心がけ、難しい場合は置き配を利用しましょう。

また、集荷を依頼せず、コンビニなどに荷物を持ち込めば、配送料の割引があります。ヤマト運輸の宅急便なら「持込割」が一般100円、クロネコメンバーズに登録した方は150円引きです。

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