くらし情報『マイナ保険証強行の罠「医療事故ひん発」に「10割負担」も!』

2023年6月15日 11:00

マイナ保険証強行の罠「医療事故ひん発」に「10割負担」も!

こうした事態を受けて、政府はマニュアルを書き換え、マイナカードの年齢情報を基に自己負担分を推定してお支払いいただくよう呼びかけています。しかし後期高齢者は所得によっても負担割合が異なります。間違った場合の請求方法もわからず周知もされていません」

同会が35都道府県の7千208件の医療機関を対象に行ったアンケート調査では、マイナ保険証のオンライン資格確認を導入した医療機関は84.1%。そのうち、導入後にトラブルがあった割合は、全体の64.8%、3千929件にも上ったのだ。

なかでも被保険者の情報が正しく反映されず《無効・該当資格なし》などと表示されるケースがもっとも多く、約65%を占め、カードリーダーやパソコンの不具合でマイナ保険証を読み取れないトラブルが約47%あった。

「トラブルが発生した場合、従来の紙の保険証で確認をとっていますが、来年、それが廃止されると、不備や瑕疵のあるデータベースに頼らざるをえません」(住江さん)
医療現場は混乱続きだったと、前出の井上さんが振り返る。

「カードリーダーの通信状況が悪く、つながりにくかったです。各病院でカードリーダーが使用される時間帯は、通信状況がパンク状態になっていたのではないでしょうか。

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