2018年5月26日 11:00
新潟少女殺害事件 専門家が指摘する“容疑者家族への違和感”
5月14日に死体遺棄と損壊の疑いで小林遼容疑者(23)が逮捕された後も、現地は緊迫感に包まれている。被害者・大桃珠生さん一家が暮らしている一戸建ての周囲には黄色い規制線が張られたままだ。
もともと大桃一家は、線路の反対側にあるアパートで生活していた。瀟洒な洋風の一軒家を新築したのは一昨年。珠生さんが小学校に入学する数カ月前のことだった。
「お子さんたちも大きくなってきたので、こちらに引っ越してきたのでしょう。珠生ちゃんも、新しいお家をすごく気に入っていたようでした」(近所の主婦)
しかし、そんな“希望に満ちていたマイホーム”から、わずか100メートルほどの近くで暮らしていたのが小林遼容疑者だったのだ。彼の自宅の周囲にも、大桃家と同様に規制線が張られている。
珠生さんと同じ小針小学校の卒業生である小林容疑者は、近隣にある電気工事関連会社に勤めていた。近所の評判も、会社での評判も決して悪くはなかった。だが容疑者は“隠された一面”も持っていた。珠生さんの事件の前にも、別の事件も起こしていたのだ。