【心理テスト オススメ映画】花束に添えられたメッセージとは?
さて、本題の“価値観が合えば運命の人”なのか?
『花束みたいな恋をした』価値観が合えば恋に発展しやすい
確かに一緒に暮らしていくには、食べ物への価値観や服の価値観や、共通の趣味があれば休日のデートも楽しい。けれど映画はそこをリアルに突いていて、彼と彼女が社会人になっていくことでそれだけではないことを描いていくのです。ここから先は映画を観てのお楽しみということで。
確かに“価値観”が合えば恋に発展しやすいのは事実。しかし、価値観がすべて一緒という人は世界中を探してもいないだろうし、顔つきも肌の色も体型も性別も人それぞれのように性格も感性も人それぞれ。
『花束みたいな恋をした』価値観や共感力よりも大切なもの
価値観は、その人を取り巻く環境によって育まれていくので、色んな人と出会い、人の言葉や行動に刺激されて生きる私たちの価値観は日々、上塗りされていくんですもの。
だからこそ、その瞬間、その時に共鳴したふたりが一緒に長い期間過ごす上では、互いの変化を受け入れていかなければならない試練が待っているんですよね。
『花束みたいな恋をした』
“価値観が合う”は、時に“共感してくれるはず”にはき違えてしまう恐れがあるので、多角的に相手を見られないと、共感されない(理解されない)