2024年4月23日 16:10
ドイツ・グラモフォンがピアニスト辻井伸行とグローバル専属契約を発表
藤倉尚は、「私たちユニバーサル ミュージック ジャパンは近年、ドイツ・グラモフォンと提携しながら、サイトウ・キネン・オーケストラや久石譲などの日本のアーティストをグローバルで展開し、その世界への道は確実に大きなものになってきています。ドイツ・グラモフォン125周年、そして、辻井伸行さんがヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで優勝されて15年という記念すべき年に、ユニバーサル ミュージックグループのファミリーに迎えられ、ご一緒できることを誇りに思います。ドイツ・グラモフォン、そしてユニバーサル ミュージックに来てよかったと思っていただけるよう全力でサポートしていきます」とコメントした。
先天的に目が不自由でありながら、2歳の頃からおもちゃのピアノで自然に曲を弾き始めた辻井。母親が本物の楽器を買い与え、4歳からピアノのレッスンを始めると、その演奏は目覚ましい成長を遂げた。音楽との深い結びつきは幼少期に培われ、彼はあらゆる曲を耳で覚えようとする姿勢を示し、作曲家としての活動によってそれはさらに深まった。12歳の時にはサントリーホールでのリサイタルデビューを果たし、その後すぐに海外での活動も開始。