2022年12月20日 12:00
NHK交響楽団が来年2月に愛知県芸術劇場公演を開催
NHK交響楽団が恒例の愛知県芸術劇場での公演を開催する。
当楽団の愛知県芸術劇場シリーズは、1997年から続いており、これまでにパーヴォ・ヤルヴィ(2019年)、ファビオ・ルイージ(2020、2021年)など世界的な指揮者を迎えて公演を行ってきた。
2023年1月公演の指揮は、ヤクブ・フルシャ。バンベルク交響楽団首席指揮者、ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団首席客演指揮者などで活躍し、2025年シーズンより英国ロイヤル・オペラの音楽監督に就任予定の音楽家だ。
また、ポーランド出身のピアニスト、ピョートル・アンデルシェフスキがソリストとして出演。アンデルシェフスキはワーナー・クラシックスと専属契約を結び、英国グラモフォン誌ピアノ部門年間最優秀賞受賞など国際的に評価を得ている。
プログラムは、フルシャとアンデルシェフスキのルーツともいえる東欧の作品と、ブラームスの名作。アンデルシェフスキが共演する「協奏交響曲」は、シマノフスキが手掛けた最後の交響曲で、完成させた唯一のピアノ協奏曲。
演奏機会の少ない名曲を上質の演奏で聴ける貴重な機会になりそうだ。
NHK交響楽団定期演奏会(愛知県芸術劇場シリーズ)