『十三代目 市川團十郎白猿襲名披露巡業』全国18カ所23公演開催
『十三代目 市川團十郎白猿襲名披露巡業』公演が、8月から9月にかけてリンクステーションホール青森、J:COM北九州芸術劇場大ホール、アルカスSASEBO、ロームシアター京都メインホール、金沢歌劇座他、全国18カ所23公演で開催される。
出演者は、市川團十郎と重要無形文化財保持者(人間国宝)の中村梅玉、市川右團次ほか。襲名披露を寿ぐ、賑やかな舞踊『祝成田櫓賑(いわうなりたしばいのにぎわい)』では鳶頭を市川右團次が勤める。
『口上(こうじょう)』では裃姿の俳優より祝いの口上が述べられ、十三代目市川團十郎白猿より来場者への襲名披露の挨拶も。『河内山(こうちやま)』は、河竹黙阿弥の名作『天衣紛上野初花(くもにまごううえののはつはな)』からの一幕。悪党ながらも人物の大きさや色気、愛嬌も兼ね備えた河内山宗俊を、團十郎が演じる。黙阿弥らしい七五調の名せりふも聴きどころだ。
チケットは、特別先行予約が4月20日(土) より受付スタート。
<公演情報>
『十三代目 市川團十郎白猿襲名披露巡業』
8月30日(金)~9月27日(金)
【演目】
一、『祝成田櫓賑(いわうなりたしばいのにぎわい)』 長唄連中
市川右團次 他
二、十三代目市川團十郎白猿襲名披露『口上』
三、河竹黙阿弥作『天衣紛上野初花 河内山(こうちやま)