2022年12月13日 13:05
Saucy Dog『対バンツアー2022 SUNNY BOX』オフィシャルレポ「ハルカミライは同世代で一番かっけえと思っているバンド」
《サテライト小さな光 分かるかい 分かってほしい》と歌うこの曲が、終盤に再び「結」につながり、《声をかけたのは僕の方から 格好悪いとこも嫌いじゃないよ》と歌詞を絶妙にアレンジして、Saucy Dogへのあたたかなメッセージとして響かせたのにも胸が熱くなった。そして学が「Saucy Dog! みんなが、オマエらのことを待ってるよ!」と言葉にすると、ラストはまた「アストロビスタ」の大サビへ。メンバー全員のコーラスが力強いユニゾンのハーモニーを生み出し、会場中の腕が突き上げられる。そして「ライブハウスは1人残らず全員が輝ける場所。このあとも楽しんで帰れ。ハルカミライでした」と、濃密なエネルギーを満たしたままステージをあとにした。
イヤモニを外してさらに熱いライブへ
続いてSaucy Dog。おなじみのSEをバックに、いつものようにせとゆいか(Ds / Cho)、秋澤和貴(B / Cho)、石原慎也(Vo / G)の順にステージイン。
しかしハルカミライのあのステージのあとでは、この日のライブは熱を帯びること必至。1曲目の「リスポーン」から、石原のボーカルは力強いシャウトを聴かせ、予想を超える熱量で音を放っていく。