2021年11月28日 22:00
くるり岸田、サバンナ高橋&ニューヨーク嶋佐とトークライブ くるりの25年を振り返る
「くるりと差が開きすぎたとき、くるりの曲が聴けなくなって。でもこの頃やっと自分達の番組をやらせてもらえたりして、またくるりを聴けるようになったんですよ」と高橋が改めてくるりを好きになったといってあげた曲は、7枚目のアルバム『ワルツを踊れ Tanz Walzer』に収録の「スローダンス」。岸田は「ちょうどこの頃に自分が作りたいと思ってる音楽を初めて作れるようになった」と当時を振り返った。
自分達のアルバムを聴き返すことがほとんどないという岸田に対して、メンバーの佐藤征史(B)はスタジオでよくくるりの曲をかけると明かした岸田。「バンドメンバーとスタジオでお酒を飲み始めると、佐藤が自分らのアルバムをかけ始めて、解説し始めるんですよ。そこで聴いてたら、“あぁこの曲全然知らんわ”みたいな曲がかかったりとかね(笑)」という岸田に、「知らんことはないやろ、あなたが作ってるんですから(笑)」と高橋がツッコミを入れ、会場を沸かした。
トークイベント『くるりトーク』より
また、10thアルバム『坩堝の電圧』の話題では、「このときすごくメンバーが増えまして。“知らん人3人入ってきた”みたいな感じになったんですよ」