2023年5月2日 20:00
PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『夜叉ヶ池』開幕 舞台写真&キャストコメント到着
細かい動きをずっと続けなければならないので、すごくキツい稽古だったと思うんですけど、稽古の中で「今、鯉じゃなくなってる!」というダメ出しが個人的に面白くて(笑)。でも、それくらい全ての瞬間を鯉や蟹でやっているんだなと思うと、その人間の体を使ってやっている姿が美しいのに笑えるので、僕としてはそのシーンがすごい好きです。そこから白雪が出てくるシーンはゾクゾクするというか、お客様が見たら興奮するんじゃないかなと思います。
■入野自由/山沢学円 役
より具体的に自分たちがイメージできるように何度も口に出して練習して、どうやったら相手に伝わるのかどうやったら情景が見えるのか考えながら稽古をしてきました。最初のころは難しいという感情が先に来てしまっていましたが、やればやるほど心地いいですし、海外の戯曲を翻訳したものとはまだ違う難しさもあって、楽しみながら演じています。僕としては、勝地さん演じる萩原が膨大なセリフ量で語るシーンが、ひとつの見どころだと思っています。聞くたびに萩原の言葉や表情がいつも新鮮で、どんどん面白くなっているので毎回楽しみにしているので、お客様にも伝わればいいなと思います。
■瀧内公美/百合 役
(作品の中には)