2022年6月23日 07:00
ついに全話配信開始。『オビ=ワン・ケノービ』はいかにして生まれたのか?
Disney+配信中のオリジナルドラマシリーズ『オビ=ワン・ケノービ』がついに完結した。本作は『スター・ウォーズ』サーガの重要キャラクターのひとり、オビ=ワン・ケノービを主人公にした作品だが、彼が本シリーズで見せる表情や迷いは長年に渡ってシリーズを見続けてきたファンも大きな驚きを与えるものになっている。シリーズ全話の監督を務めたデボラ・チョウは「彼は人生の中で、これまでとは少し違った局面にいる」と説明する。
本作の舞台は、映画『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の後。帝国が銀河を支配し、若いジェダイだったアナキン・スカイウォーカーは“ダース・ベイダー”として人々を恐怖で支配している。そんな中、アナキンの師オビ=ワンは辺境の惑星で、アナキンの息子ルークの成長を見守っていたが、アナキンのもうひとりの娘レイアが何者かにさらわれたとのしらせが届く。
新たな冒険に旅立つオビ=ワン、まだ幼くも勝気なレイア、自分を苦しめたオビ=ワンの行方を追うベイダーとその配下の者たち。熾烈な過去を背負った者たちの知られざるエピソードが全6話で描かれる。
本シリーズは実現までに様々な経緯があり、最終的に『マンダロリアン』のいくつかのエピソードを手がけたチョウ監督が参加することになった。