2024年4月6日 12:00
アンセル・エルゴート&渡辺謙、『TOKYO VICE Season2』は「演じている僕らが脚本を読んで驚いた」
HBO MaxとWOWOWの日米共同制作ドラマ『TOKYO VICE Season2』が本日4月6日(土)から放送・配信される。1990年代の東京を舞台にしたクライムサスペンスで、Season1は世界で約120の国と地域で放送・配信された。
Season1は衝撃的な展開の連続で幕を閉じたが、アンセル・エルゴートと渡辺謙によると新シーズンも「ちょっとまだ言えないですね」(エルゴート)、「演じている僕らが脚本を読んで驚いた」(渡辺)と語るほどのドラマが待っているようだ。全世界待望のSeason2開始前にふたりに話を聞いた。(なお、本インタビューではエルゴートは通訳を介さず、やりとりはすべて日本語で行われた)
すべてがデジタルで括られていない90年代の面白さがすべてのキャラクターに埋まっている
物語の舞台は90年代の東京。アメリカ人のジェイク(アンセル・エルゴート)は来日して新聞記者になり、クラブホステスが殺害された事件の裏にヤクザが関与しているのではないかと、刑事の片桐(渡辺謙)と共に取材を開始する。裏社会では組の縄張り争いがあり、そこには己の道をゆく者、富と地位を求めて暗躍する者、裏社会からも弾き飛ばされそうになっている者など、有象無象がひしめいている。