くらし情報『お笑い芸人で漫画家の矢部太郎の個展が立川・PLAY! MUSEUMで 『大家さんと僕』のアクリル画約100点を初公開』

2024年4月18日 11:30

お笑い芸人で漫画家の矢部太郎の個展が立川・PLAY! MUSEUMで 『大家さんと僕』のアクリル画約100点を初公開

『ふたり矢部太郎展』のための描き下ろしアクリル画


2017年に発表した漫画『大家さんと僕』(新潮社)で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した、芸人で漫画家の矢部太郎の初の大規模な展覧会が、東京・立川のPLAY! MUSEUMで、4月24日(水)から7月7日(日)まで開催される。
1977年、絵本・紙芝居作家のやべみつのりを父として生まれた矢部太郎は、幼い頃から絵を描くことが好きだったという。1997 年にカラテカを結成し、吉本興業所属のお笑い芸人として活躍するが、『大家さんと僕』がシリーズ累計で120万部を突破し、漫画家としても高い評価を得た。その後は、父との幼少期の思い出を綴った『ぼくのお父さん』(新潮社)、人気者になりたい動物たちの楽屋での姿を描いた『楽屋のトナくん』(講談社)、認知症患者と家族の日常を描いた『マンガ ぼけ日和』(かんき出版)など、次々と作品を発表してきた。
お笑い芸人で漫画家の矢部太郎の個展が立川・PLAY! MUSEUMで 『大家さんと僕』のアクリル画約100点を初公開

『楽屋のトナくん(1)』(講談社)2022年「はじめまして」より
矢部の作品の特徴は一貫している。それは、鋭くも優しい芸人としての眼差しを活かしつつ、力の抜けた絵と言葉で大切なことをシンプルに伝えていく姿勢だ。登場人物の何気ない会話や行動のなかに、見過ごされがちな気持ちの揺れをすくいあげ、温かなユーモアでくるんで表現する作品からは、懸命に生きる人々に向けて「ありのままでいいよ」

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