2024年4月23日 12:00
きらぼし銀行と中央大学がタッグ結成。「スポンサーではなく、パートナー」
高齢者の方が観戦チケットを見せれば、銭湯が一定期間無料になり、付き添いの方は半額にし、その割引資源をきらぼし銀行さんにスポンサードしていただきました」
中央大学にとって東京きらぼしFGはスポンサーではなく、パートナーであると渡辺教授は続けた。
「檜原村・小菅村・丹波山村のプロジェクトで、『こういう企画で村に役に立ちたい』という学生たちのプレゼンテーションをやるのですが、そこにきらぼし銀行さんに同席いただき、学生たちにフィードバックしていただいてコミットを深めています。時間は合計10時間にも及びますし、出していただいたお金も学生が作る試作品に振り分けています。パートナーなので、お金を出していただいて終わりではなく、『一緒にプロダクトを作り上げていきましょう』ということで、きらぼし銀行さんは巻き込まれてくださっています」
きらぼし銀行も渡辺教授の考えに「私たちも中央大学さんと一緒に地域に根差していきたいと考えています。スポンサーではなくパートナーとして地域とつながっていくことが地方金融機関の役割ですから」と同意する。
渡辺教授はスポーツビジネスもソーシャルビジネスも課題を特定することが重要だと断言した。