くらし情報『きらぼし銀行と中央大学がタッグ結成。「スポンサーではなく、パートナー」』

2024年4月23日 12:00

きらぼし銀行と中央大学がタッグ結成。「スポンサーではなく、パートナー」

「学生が主体的に課題を見付けて、その課題解決に主体的に取り組む。そのプロセスで実行力やリーダーシップを身に付けていくものですが、おおもとの課題のフォーミュレーションが一番難しく一番の本質です。課題を特定するには現地のリサーチが必要であり、分析力も必要ですが、スポーツビジネスもソーシャルビジネスもそこにいくまでが難しい。でもアインシュタインが言うように『問題の特定が問題の解決より重要だ』と。フォーミュレーションをしっかりやる立て付けにソーシャルビジネスもスポーツビジネスもしています。学生は早く解決に向かいたがりますが、はっきり言ってつまらないので脱落する者も出てきます。しかし、そこが大事だと理解した学生はその後のものの見方が変わったりしています」

さらに渡辺教授はステークスホルダーや関わる人が多ければ多いほど、課題の特定を困難にさせると言及した。

「檜原村のプロジェクトも村の住人がいれば役場の方もいて、きらぼし銀行さん、NPOの方、地域おこし協力隊の方、ハンター製菓さんと相対的な大学の授業よりステークスホルダーが多い中、課題を見付け、同じ方向を見て、課題解決に向かうのはどれほど難しいか。

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