2024年4月21日 12:00
新たな演出とキャストで生まれ変わったミュージカル『CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~』まもなく開幕
藤沢文翁原作・脚本・作詞、村中俊之作曲、中川晃教主演により2022年に初演されたミュージカル『CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~』が2年ぶりに再演される。藤沢と村中は、シアタークリエや帝国劇場などで上演が続けられている音楽朗読劇「VOICARION(ヴォイサリオン)」シリーズのコンビ。ふたりが生み出す、物語と音楽が互いを高め合う作品群は、かねてより“歌わないミュージカル”と評されてきた。そんなふたりが、2012年に朗読劇として初演された『CROSS ROAD ~悪魔のヴァイオリニスト ニコロ・パガニーニ~』を、満を持してミュージカル化したのが本作だ。4月22日(月)にシアタークリエで開幕する再演では、初演時には藤沢自身の演出のもと、演出助手として創作に携わった末永陽一が演出を務める。
物語の舞台は、音楽黄金期と謳われる19世紀のヨーロッパ。自分の才能に限界を感じていたヴァイオリニストのニコロ・パガニーニ(相葉裕樹/木内健人)は、街外れの十字路に棲むと言われる音楽の悪魔、アムドゥスキアス(中川)と血の契約を結ぶ。それは命と引き換えに、天才だけが奏でられる最高のメロディーを100万曲演奏できるというもの。