2022年3月11日 23:00
【第45回日本アカデミー賞】『ドライブ・マイ・カー』最優秀作品賞をはじめ、8部門受賞で圧倒的な存在感!
![西島秀俊、濱口竜介監督 (C)東京写真記者協会](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FLP_P_PIA%252F2022%252FLP_P_PIA_be43883c_35f6_4976_94b9_a57232425873%252FLP_P_PIA_be43883c_35f6_4976_94b9_a57232425873_2efc5ce756b4eb240510_1.jpg,small=600,quality=80,type=jpg)
(C)東京写真記者協会
第45回日本アカデミー賞の授賞式が3月11日、東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで行われ、村上春樹氏の同名短編小説を映画化した『ドライブ・マイ・カー』が最優秀作品賞を受賞した。同作は最優秀監督賞(濱口竜介)、最優秀主演男優賞(西島秀俊)、最優秀脚本賞(濱口竜介/大江崇允)など8部門に輝き、圧倒的な存在感を示した。
現地時間27日に開催を控える第94回アカデミー賞では、日本映画として初めて作品賞候補となった本作。関連行事に出席するため、渡米中の山本晃久プロデューサーに代わり、最優秀作品賞のブロンズを受け取った濱口監督は、関係者に対して感謝の言葉。また、最優秀監督賞を受賞した際には、かつて自身が東日本大震災の被災者を取材したドキュメンタリー映画に言及し「さまざまな被害に遭われた方々が示してくださった、力強く生きる姿が今、監督をしている自分の基盤になっている。当時お話を聞いた方々に、お礼を伝えたい」としみじみ語った。
最優秀主演男優賞に輝いた西島秀俊は、プレゼンターの草なぎ剛からブロンズを受け取り「驚いています。皆さんの力でいただいた賞なので、感謝しております」