帝劇から世界へーー舞台『千と千尋の神隠し』製作会見に、“4人の千尋”はじめ総勢21名が出席
2024年3月から帝国劇場、御園座、博多座、ロンドン・コロシアム、梅田芸術劇場メインホール、札幌文化芸術劇場 hitaruで上演される舞台『千と千尋の神隠し』の製作発表会見が2月29日、都内で行われ、初演から千尋役を務める橋本環奈と上白石萌音、オーディションを経て、新たに千尋役に選ばれた川栄李奈、福地桃子が出席。“4人の千尋”が一堂に会し、全国ツアーとロンドン公演への意気込みを語った。また、会見には演出のジョン・ケアードをはじめ、関係者や共演者、総勢21名が出席し、帝劇から世界へ飛躍する本公演のスケールの大きさを感じさせた。
原作は2001年に公開された宮﨑駿監督によるアニメーション映画。舞台版は少女・千尋が引っ越し先に向かう途中、トンネルから八百万の神々の世界へ迷い込むところから始まり、人間の世界に戻るために様々な出会いを経て、生きる力を呼び醒ましながら奮闘していく――。
千尋役(左から、川栄李奈、橋本環奈、上白石萌音、福地桃子)
橋本は「私にとって、かけがえのない作品。役者人生で、これだけ充実した時間を過ごせるのは、本当に幸せなこと」と強い思い入れ。「今年25歳になったんですが、年齢を重ねることで、10歳の千尋がどう変化するのだろうと思った。