2024年5月1日 12:00
草彅剛&中川大志が語る武士の魂「正直、面倒くさい(笑)。でも、憧れはあります」
(撮影:映美)
この2人が並んでいる姿を見ると、男の美しさの多様さを思い知る。
表情に味わいと色気がにじむ草彅剛。すらりと伸びた四肢から、溌剌さと凛々しさを放つ中川大志。まったく異なる空気をまとった2人が初共演を果たすのが、映画『碁盤斬り』だ。
古典落語の演目「柳田格之進」をベースとした本作で、冤罪事件によって娘と引き裂かれた武士・柳田格之進を草彅剛が、気の優しい萬屋の手代・弥吉を中川大志が演じる。
映画で描かれた清廉潔白、謹厳実直な武士の生き様に、令和を生きる2人はどんなことを感じたのだろうか。
この1年、僕の心にはずっと中川くんがいました
――お2人が会うのは映画の撮影以来ですか。
中川そうですね。撮影以来ですから、1年ぶりくらいですかね。
草彅中川くんは全然変わらなくて。今日もイケメンでさ、悔しいなと思って。映画の撮影のときもね、なんで中川くんこんなカッコいいのかなと思って。
中川いやいや(照)。
草彅俺の闘志が負けないぞと思ってね、それで役づくりできました(笑)。
中川そんなことはないです(笑)。
草彅(ポスターを持って)この顔も中川くんを見つめてる顔じゃないかな?最後の碁盤を斬るところだよ、これ。