2024年5月10日 18:00
【ライブレポート】3日間で100曲披露 忘れらんねえよ全曲LIVE最終公演
(Photo:岩佐篤樹)
忘れらんねえよが2024年のゴールデンウィークの3日間(4月28日、5月1日、5月3日)、既存97曲と新曲3曲のトータル100曲をやり切る「全曲LIVE〜忘れらんねえよの曲ぜんぶやる〜」を開催した。ここでは最終日の下北沢・近道の模様をレポートする。
そもそも「CからはじまるABC」「この高鳴りをなんと呼ぶ」「俺よ届け」がそれぞれYouTubeで100万回再生を突破したことを記念し、「この高鳴りをなんと呼ぶ」を約9時間の生配信中に100回歌唱するなど「100」にまつわるトライを積み重ねてきた柴田隆浩(Vo&Gt)。今回の100曲ライブは所属事務所のマネージャーの提案だったそうだが、シンプルに考えてしばらくライブで披露していない曲の復習、バンドでの練習はもとより、今となっては思い出したくない精神状態がフラッシュバックする時期の曲もあるだろう。単に体力の限界に挑戦する企画ではないのだ。ということは今の柴田はすべてを受け入れ俯瞰する精神状態にあるのかもしれない。
柴田がギターを掲げるデザインのグッズTシャツを着込んだ人もかなりいて、しかも年齢層も厚いコアなファンが続々とフロアを埋めていく。