2021年8月20日 07:00
声優・櫻井孝宏&飛田展男に聞く、コロナ禍で自宅待機中の俳優たちを描いた異色ドラマ『ステージド』の魅力
コロナ禍のロックダウンで出演舞台も延期になり、ステイホームを余儀なくされている俳優のデヴィッド・テナントとマイケル・シーン。そんな中、いつか上演できる日を目指し、ふたりはオンライン稽古を行うことに!とは言え、何もかも手探りで、稽古はいつしか喧嘩あり、裏切りありのカオスに!?果たして、彼らの試みは上手くいくのか……?
人気英国俳優デヴィッド・テナントとマイケル・シーンが本人役を演じ、コロナ禍の悲喜こもごもを描いた疑似ドキュメンタリー風コメディドラマ『ステージド 俺たちの舞台、ステイホーム!』。それぞれ自宅にいる彼らのビデオ通話画面を中心に物語が進行し、共演歴(『グッド・オーメンズ』)もある仲良し名優ふたりがリアルなやり取りを繰り広げる話題作がスターチャンネルで放送される。その日本語吹替版でデヴィッドとマイケルの声を担当する櫻井孝宏と飛田展男に、作品の魅力や収録秘話などを聞いた。
デヴィッド・テナントの吹替を担当した櫻井孝宏(左)と、マイケル・シーンの吹替を担当した飛田展男(右)
──まずは、作品に対しての感想を聞かせてください。
櫻井このご時世だからこそのアイデアが出発点になっていますし、ある意味開き直った内容でもあって(笑)。