2024年5月2日 18:00
三浦宏規×川平慈英 バレエが繋ぐ若者と老人の人間ドラマ、ミュージカル『ナビレラ』
(撮影:石阪大輔)
韓国発のミュージカルがついに日本初演。若きバレエダンサーのイ・チェロクと、70歳にして初めてバレエに挑戦するシム・ドクチュルの交流を描いた感動作だ。チェロクを演じるのは、舞台『千と千尋の神隠し』や舞台『キングダム』、ミュージカル『のだめカンタービレ』と大作への出演が相次ぐ三浦宏規。5歳からクラシックバレエを始めた三浦にとっては、まさにハマり役と言える。さらにドクチュルを演じるのは、純然たる“老人”役は初となる川平慈英。すでに稽古も開始され、相性ぴったりなやり取りを見せるふたりに、作品に寄せる想いをたっぷり聞かせてもらった。
本読みから泣いてしまう「ドラマの根幹がズルい」
――脚本を読まれての感想、印象から教えてください。
川平本読みであんなに涙が溢れてくるなんて、僕は初めての経験でしたね。
三浦僕もです!
川平自分でも「おい慈英、しっかりしろよ」って(笑)。
三浦ラストシーンとか、もう僕は慈英さんの顔を見ただけで無理無理!って感じでした(笑)。
川平で、その宏規くんを見て僕も無理無理!ってね(笑)。
――それはひとりで読んでいる時から涙が?
三浦僕は泣きました。