「自分だけは絶対に殺さないで。そうすれば、こうやってまたライブで会うことができる」……銀杏BOYZ、18〜19年ぶりの全国ツアー・富山公演レポート
このライブの空気を味わいたいたくて、今日も富山まで来ました」
中半までは銀杏BOYZの新旧の楽曲が演奏され、弾き語りだからこそより強く感じたのが銀杏BOYZの楽曲の多彩さだ。
多くの人がそれぞれの生活で何度も聴き込んだ「あの曲」が次々に演奏された
もちろん「銀杏BOYZらしいメロディ」「峯田にしか表現できない独特の歌詞」といった傾向はあるが、この弾き語りによって次々に演奏される楽曲たちは、1曲として似たようなものはなく、それぞれ強い個性を放っており、オーディエンスもまたそれぞれの生活の中で何度も聴き込んだであろう「あの曲」たちを前に、ある人は一緒に歌い、ある人はじっと聴き入った。
「自分のことだけは絶対に殺さないで」
「死にさえしなければ、またいつかライブで会える」
中半から後半にかけては「恋は永遠」「いちごの唄」「GOD SAVE THEわーるど」といったポップチューンが次々と演奏され、本編のクライマックスでは「BABY BABY」で大合唱。峯田が言う「一番信じられるもの」がいったんは終わった。
峯田は長めのMCでこうも語った。
「正直、他人のことなんて関係ないんですよ。でもひとつだけお願いがあります。