2019年3月22日 13:10
投資信託の「基準価格(価額)は高い方がいい」は大間違い!
これによって、個人でも少額で分散投資ができやすくなります。
分散投資:投資対象を分散することで、分散していない状態よりもリスク(値動きの幅)を小さくすることが、誰にでも簡単にできる(自然に発生する)。
ということは、この「入れ物」に入っている株式や債券などの金融商品の値動きが変動すると、投資信託のお値段である基準価格(価額)も変動する、ということになります。
投資信託の基準価格(価額)はどう決まる?純資産総額÷口数=基準価格(価額)
投資信託の基準価格(価額)は基本的に純資産総額÷口数で算出されます。
純資産総額:投資信託のいまの価値のようなもの。「入れ物」に入っている金融商品の値動きによって変わる。
口数:投資信託の受益権の単位。株式でいうと、一株に当たるイメージ。
しかし、これは覚えなくても、理解していなくても特に運用や選び方には困りません。むしろ、これを難しく考えすぎて次のような誤解が生まれることの方が困ります。
- 「基準価格(価額)が高い方がいい」
- 「基準価格(価額)が低いのが割安だ」
- 「基準価格(価額)が上がり続けているのが良い投資信託」
これらについては、後半で解説します。