2019年3月22日 13:10
投資信託の「基準価格(価額)は高い方がいい」は大間違い!
が1万円の場合→基準価格(価額)は1万円
そのままですね。今度は分配金が百円あった場合です。
- Ⓑ分配金が百円の投資信託:基準価格(価額)が1万円の場合→分配後の基準価格(価額)は9900円分配金は百円合計は1万円
このようになり、分配金「なし・あり」で全体的な金額は、この時点では、どちらも同じです。
投資信託は分配金が出ないタイプの方が、長期では基準価格(価額)は大きくなりやすい?
ただし、現実にはⒶの方が利益を内部で再投資するので雪だるま式にお金が大きくなりやすく、資産形成上は有利だと考えられます。
一方、Ⓑの分配金がある方は、現実には利益としての分配金には税金がおよそ2割かかりますので、現実にはおよそ9980円となります。複利効果も得られず資産形成には不利だと考えられます。
分配金が出ると、得をしたような気がするが、価値自体は得も損もしていない。税金と複利効果を考えると、分配金がないほうが有利。
投資信託の基準価格(価額)は分配金の利回りの高さに影響する?
また、分配金の利回りランキングなどで利回りが高いものが上位に上がることがあります。ただ、それらを見ると、基準価格(価額)