【レオパレス問題】発覚のきっかけ・原因・実態・対応までFPがわかりやすく解説
つまり、レオパレスは施工業者に界壁はつくらなくてもいいという趣旨の指示をしていたというのです。
これが真実だとすると、建築確認申請の際に提出していた図面と実際の施工図面が違うということになり組織ぐるみの非常に悪質な不正行為になります。
レオパレスは工事費用を安く抑えるために、界壁のない違反建築物を次々と建設していったのです。
レオパレス問題の現在とオーナーへの影響
このような重大な問題を引き起こせば、当然オーナーからは多数の損害賠償請求が発生します。
ところが、現在は被害者であるレオパレスオーナーの中でも今後の対応について意見が分かれているそうなのです。
簡単ではない解決への道のり
被害者が少数であれば個別に損害賠償請求をすることで簡単に解決できる可能性はありますが、ここまで被害者が多くなると被害額も膨大な金額になることは間違いありません。
となると、仮に全ての被害者が損害賠償請求をしたとするとレオパレスという会社自体が存続できなくなる可能性があるのです。
ここまで不祥事を起こした会社なので自業自得だと考える人もいるかもしれませんが、レオパレスに家賃保証をしてもらっているオーナーがいることを忘れてはいけません。