2019年12月19日 14:00
【確定申告】マイナンバーは必要?制度の仕組み&記載方法をFPが解説!
実は2020年、令和2年の確定申告から少し制度が変更され、青色申告特別控除額が65万円から55万円になる予定です。同時に基礎控除が38万円から48万円に変更されますから、直接的な控除額は変わりませんけどね。
その一方、以後も「e-Taxをすれば」青色申告特別控除額は65万円のままとなります。つまり、実質的に10万円の控除額の増額です。
e-Taxに必要な費用は、ICカードリーダライタの1000~3000円だけですから、手間を無視できるなら「e-Taxしたほうが得」でしょう。
それほど、国もマイナンバーカードやe-Taxを普及させていきたい思惑があるといえます。ちなみにマイナンバーカードの普及率は、現在のところ10%程度とされていますから、国もかなり必死な状況です。
どうせ足掻いても国には勝てませんし、ヘンな反抗心がないのであれば得もあるのですから、国の思惑に乗っかっていきましょう。
e-Taxを含め、時代への対処をしていこう
先ほどガラケーとスマホの例えをしましたが、人間は年齢を重ねるほどに新しい物事を受け入れにくくなります。さほど不便を感じていないなら尚更かもしれません。