2019年12月19日 20:00
【確定申告】青色と白色の違いは何?それぞれのメリット・デメリットをFPが解説
特に開業したての個人事業主の場合、しばらくは十分な売り上げが立たないことも多いので尚更です。事業に精を出す一方で税金や確定申告についても勉強を重ね、必要と感じた時に青色申告の申請書を提出しましょう。
控除など2種類を十分に比較して考えよう
一定の簿記などの知識があるのであれば、開業当初から青色申告のほうを選んでも何も問題ありません。青色申告をするための経理処理も普通にこなせるでしょうからね。
しかしそうでない場合は、まずは白色申告で少しずつ勉強を重ねていくような考え方も十分アリです。
そして最終的に、控除など2種類を十分に比較して考え、結論を出すと良いでしょう。なお、青色申告承認申請書は毎年3月15日までに提出する必要がある点にご注意下さい。
青色申告のメリットとは?
今度は、青色申告のメリットについてお伝えします。
確定申告で青色申告を選択すると、以下のようなメリットを受けられるようになるので有利です。
- 65万円控除(青色申告特別控除、2020年から変更予定)
- 赤字を3年繰り越せる(純損失の繰越し控除)
- 家族への給料を経費にできる(青色事業専従者給与)
- 30万円未満を一括経費にできる(少額減価償却の特例)