2020年5月1日 14:00
個人事業主はふるさと納税の上限金額に注意!流れ&計算方法をFPが徹底解説
ふるさと納税の金額や上限に関する計算方法
ふるさと納税では寄付額に応じて所得税や住民税から控除を受けられるようになっています。ここでは、その計算方法について見ていきたいと思います。
事業所得等の収入額の計算方法
ふるさと納税額の控除額を調べるにあたり、まずは事業所得や不動産所得、雑所得等、ご自分の事業で得た所得の額を算出するようにしましょう。
サラリーマンの方であれば、勤め先の会社が給与から源泉徴収してくれ、年末には源泉徴収票を発行してくれるのが一般的ですが、個人事業主の方は自分で所得を計算しなければなりません。
なお、事業所得、不動産所得、雑所得の計算方法は以下の通りです。
- 事業所得=総収入金額-必要経費
- 不動産所得=総収入金額-必要経費
- 雑所得=総収入金額-必要経費
いずれも、1年間で得た収入から1年間で支払った経費を差し引けばよいだけなので、考え方としてはシンプルです。なお、複数の項目で所得がある方はそれらの合計額を求める必要があります。
所得税の控除額の計算式
1年間の所得額を求めたら、ふるさと納税による所得税の控除額を求めてみましょう。
ふるさと納税による所得税の控除額は以下の通りです。