音楽詩『火垂るの墓』公演、7月22日(土)チケット発売 -速水奨&石川由依、ステージでオーケストラとの共演実現-
今秋9月17日、兵庫芸術文化センター管弦楽団による音楽詩『火垂るの墓』公演(初演)の開催が決定。
『火垂るの墓』は、神戸で育った作家野坂昭如の戦争体験を題材とした文学作品。(新潮文庫刊『アメリカひじき・火垂るの墓』所収)。
兵庫県神戸市と西宮市近郊を舞台に戦火の下、親を亡くした14歳の兄(清太)と4歳の妹(節子)が二人だけで終戦前後の混乱の中で生きようとし、最後は悲劇的な死を迎えていく姿が描かれています。同作品を原作としたアニメ映画『火垂るの墓』(1988年スタジオジブリ制作)は、世界各国で上映され、蛍のように儚く消えた兄弟の命の物語が戦時下の悲しみを伝えるアニメ作品として世界的評価をうけました。そして、映画発表から30余年、巨匠・間宮芳生作曲による同映画音楽をアニメの名場面を背景に、オーケストラ演奏&朗読で披露する音楽詩『火垂るの墓』が完成。名作アニメの世界が音楽&朗読とともに新たに誕生します。
注目の兄・清太役には、現代の声優界の中心を担う速水奨、そして妹・節子役には、次代のアニメ界を彩る石川由依が朗読出演。
ステージでオーケストラとの共演が実現します。そして、間宮芳生の意思をうけ、作曲家山下康介が映画音楽『火垂るの墓』に新たな構成・編曲を施します。