2024年5月5日 07:00
渡辺謙、妻夫木聡の未来に期待「どう年輪を重ねていくのか楽しみ」 2人で向き合った“生きる”というテーマ
5月6日放送のテレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル『生きとし生けるもの』で共演する妻夫木聡、渡辺謙 (C)テレビ東京
俳優の妻夫木聡(43)と渡辺謙(64)が、5月6日放送のテレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル『生きとし生けるもの』(後8:00)合同インタビューに参加した。今作で人生に悩む医者・佐倉陸役を演じた妻夫木と余命宣告された患者・成瀬翔役を演じた渡辺が作品から感じ取ったことや、互いの印象などを語った。
■渡辺謙、医療ジャンルに葛藤しつつ北川悦吏子の手紙が後押しに
『ロングバケーション』(フジテレビ)や『ビューティフルライフ』(TBS)で知られる北川悦吏子氏が作、渡辺は7キロの減量をするなど役作りをして挑んだが、これまでは医療モノの作品への参加は断ってきた。
その理由について渡辺は「本当の苦しさや悩みをドラマで描けるのか。ドラマにしていいのか、という葛藤が僕のなかであったからです。唯一、アルツハイマーが題材の映画をプロデュースしました。それを書いたメールでお断りしたんです。すると北川さんから3倍くらい長いメールが返ってきまして。
北川さんも病と向き合って執筆活動を続けて、患者と医者の思い、ただつらいだけでなく喜びとは…を置き手紙のように書きたいんです、という思いを受けて、参加させていただきました」