2024年5月6日 06:00
妻夫木聡、20年ぶり北川悦吏子作品に感慨 熱弁振るう「本当に小さな幸せが…」
ちょっと感慨深かったですね」と話し「北川さんが書く脚本は、裏に隠されたもっともっと大事なこと、言葉にならない何かを確実に書いてくださっている。僕もそれを感じながらお芝居をしていきました。本当に、人間にとって大切なものを書いてくださるので、ワンシーンかみしめて演じさせていただきました」と呼びかけた。
最後のあいさつで、妻夫木は「僕はこのドラマに参加させてもらって、自分と向き合い、作品と向き合い、命と向き合って、本当にいろんなものを得ることができたと思っています。命がなくなる、死っていうのが、なんとなく何かを失うもののようなイメージが、どこか僕自身あったんですけれども、もしかしたら残される側の人たちは、死っていうものによって生かされていくっていう力になるっていう部分もあるんじゃないかなと、そういう勇気を与えてくれるドラマになっていると思います」と熱弁。
その上で「本当に小さな幸せが、いっぱい転がっているはずなんですよ。世界中に。でも、僕たちがなんとなく過ごしている中で気づけなくなってきて、そういうものを見つけさせてくれるドラマになっていると思います。
本当に幸せがいっぱい詰まったドラマになっていると思うので、少しでも見てくださる方に、そういう幸せのかけらみたいなものが届くといいなと、僕はすごく願っています。