くらし情報『『光る君へ』玉置玲央、激動の道兼役を全う “道長”柄本佑との最期は「とても幸せな気持ちに」』

2024年5月5日 20:45

『光る君へ』玉置玲央、激動の道兼役を全う “道長”柄本佑との最期は「とても幸せな気持ちに」

疫病が蔓延するなか、道兼は道長へ「汚れ仕事は自分の役目」といい、救護施設である悲田院へ向かった。同じ“汚れ仕事”でも物語序盤とは大きく意味が違っていた。

そんな道兼だが、その代償として病に倒れてしまう。そして迎える最期。実は、道兼と道長のシーンは、本来の台本では直接的な接触が予定されていなかったという。それを柄本の「道長は兄に寄り添うはずだ」というアイデアによって、道長が道兼の背中をさするという、強固な絆を感じさせるシーンとなった。

「道長は自分という存在をブレずに貫いてきた人物。その彼が、これだけブレてきた兄に対して最後寄り添ってくれたということにすごい救われたんですよね。
佑くんが道長でよかったし、佑くんと共演できてよかったなと思ったし、一緒に戦ってくれてありがとうと思いましたし…。いろんな思いが渦巻いたラストシーンになりましたね」。

そう感慨深く回想した玉置は「自分が死ぬシーンを撮影したとき、実はカメラが止まってからも咳が止まらなくなっちゃったんですよね。それを佑くんがカメラも止まってるのにずっと背中をさすってくれて『つらいよね、つらいよね』って言ってくれたことを今でも覚えています。

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