2024年5月8日 15:14
春風亭小朝、坂東玉三郎と兄弟役の大河ドラマ『麒麟がくる』裏話を披露「NHK残酷だなと思いました」
坂東玉三郎と兄弟役の大河ドラマの裏話を披露した春風亭小朝(左)
歌舞伎俳優の坂東玉三郎(74)と落語家の春風亭小朝(69)が8日、都内で行われた「坂東玉三郎×春風亭小朝 歌舞伎座特別公演」取材会に登壇した。
ふたりは、昨年7月に京都・南座「坂東玉三郎 夏のひととき」、今年1月に大阪松竹座「坂東玉三郎 はるのひととき」で共演。この舞台が話題となり、7月25日に、東京・歌舞伎座で一夜限りの「坂東玉三郎×春風亭小朝 歌舞伎座特別公演」を開催する。
舞台では今回で3度目の共演となるふたりだが、2020年に放送されたNHK大河ドラマ『麒麟がくる』に兄弟役で出演。別々に撮影が行われ現場で一緒にはならなかったが、小朝は「NHKからオファーいただいたときに、『玉三郎さんの弟の役です』と言われて。これが結構大きかったんです」と玉三郎の存在が大きかったと告白。だが、届いた台本にその役の説明として「でっぷりと太った醜い男と書いてありまして。これセリフでもあるんですけどね。
『兄はなぜあのように美しい。それに比べてワシはなぜこのように醜いのか』と。それを何にもやらないでこのままの顔でやるんです。NHK残酷だなと思いました(笑)」