2024年5月10日 17:30
潜入スパイもの“三国志” スリリングな諜報戦を描いた中国時代劇ドラマ『風起隴西-SPY of Three Kingdoms-』の魅力
『風起隴西(ふうきろうせい)-SPY of Three Kingdoms -』(C)2022 New Classics Television Entertainment Investment Co.Ltd
『鳳凰の飛翔』のチェン・クン、『鎮魂』のバイ・ユー共演の中国時代劇『風起隴西(ふうきろうせい)-SPY of Three Kingdoms-』が、5月14日よりBS11で無料放送される。原作は『風起洛陽~神都に翔ける蒼き炎~』などで知られる鬼才作家・馬伯庸。本作品の見どころを紹介する。
■二重スパイ? 両国から追い詰められる主人公・陳恭
舞台は曹魏(そうぎ)・蜀漢(しょっかん)・孫呉(そんご)が三つ巴となって覇権争いを繰り広げていた三国時代の末期。蜀漢の軍師である諸葛亮(しょかつりょう)は曹魏を討つため北伐を開始するが、「街亭の戦い」で曹魏に敗れてしまう。この敗戦の責任をとって処刑されたのが、諸葛亮が自ら抜擢した配下の馬謖(ばしょく)。三国志で有名な故事「泣いて馬謖を斬る」のきっかけとなるエピソードから物語は幕を開ける。
しかし、この作品の魅力は“三国志をまったく知らない人でも楽しめる”内容となっていること。