2016年5月16日 20:00
Twitter人気TOP10の傾向が海外と日本で大違いな理由
経済界からのTOP10入りは海外では見られませんでしたが、日本ではソフトバンクグループ創業者の孫正義氏が7位に入りました。
SNSの公式アカウントは日本のTOP10には見当たらず、ゲーム(パズドラ)の公式アカウントと、地震が起きた際にその情報を速報でツイートするアカウントがランクインしています。
■日本独自の進化をし続けているTwitter
改めて、フォロワー数の海外TOP10と日本のTOP10をくらべてみると、海外に多かった「ミュージシャン」が、日本のランキングではぐっと減っているのがわかります。また、日本のTOP10には政治家が一人もランクインしていません。
このことについて、テレビ・ラジオの人気番組を手掛ける放送作家の河野虎太郎さんはこう分析します。
「日本の場合、上位を占めるのはお笑い芸人。しかしTOP10より少し下に目を向けてみると、30位以内にはニュース、情報系のアカウントも散見されます。東日本大震災以降、Twitterをインフラとして利用する人も増えたことに尽きると思います」(河野さん)
また、兵庫教育大学大学院学校教育研究科助教でインターネットによるコミュニケーションに精通している永田夏希さんは、両者の違いを「国民性の現れというよりも、マーケティング戦略の結果」