2023年12月2日 06:10
「もうピアノが弾けなくなるかも…」指の第1関節が腫れて痛む原因不明の病気を克服するための策は【体験談】
手の指の第1関節が膨れて痛くなり、変形して曲がってしまう原因不明の疾患を発症した私。ピアノで指先を使う私はすがる思いでいくつかの治療を試し、徐々に改善に向かいました。
30代半ばで突然指先が痛みだし…
指の第1関節が変形し曲がってしまう原因不明の疾患「ヘバーデン結節」。手の指の第1関節が腫れ、痛みや変形を伴うといった症状が表れるもので、閉経前後が最も症状が強く出る傾向があるようです。
また、女性同士で遺伝しやすいと言われています。私は仕事でピアノを弾いたり教えたりしていますが、母が同じ病気で弾けなくなったのを見ていたので、「いずれ自分もなるのかもしれない」と、うすうす思っていました。
そんなある日、何となく指に違和感と鈍い痛みを感じ整形外科へ行ったところ、ヘバーデン結節との診断が……。当時まだ30代半ばで、こんなに早くなるとは思わず「小さいころからピアノひと筋で生きてきたのに、もう弾けなくなるかもしれない」と、ショックを受けました。
東洋医学からヒントを得る
ヘバーデン結節は西洋医学では原因不明とされ、テーピングや痛み止めくらいしか対処法がないと言われているようです。放置すると軟骨がつぶれ、痛みや変形も進むという進行性の病気なので、どうにかして進行を止めたいと思い、インターネットを駆使して情報を集め、いくつか本も読みました。